講師へのインタビュー

郭 喜碩(カク ヒソク)
郭 喜碩(カク ヒソク)

Q
郭先生は日本に来てから、KJKを立ち上げるまでどんなことをされていたのですか?

A
「まず、学位をもらってから2年間、サラリーマンをやっていました。建築関係の仕事だったので、一番の専門だったのでやりやすかったです。しかしながら、縁がなかったといいますか…。良く言えば、韓国語教育にであって新しい自分を発見できた感じがしています。」

Q
郭先生はKJKのカリキュラムはどう感じていますか?

A
「カリュキュラムは今のところすべて満足しています。とくにプレゼンテーションは非常に満足のいくものだと思っています。人それぞれあった内容にできているところが一番の良いところだと思っています。それともっと強化していきたいのは、「読み」ですね。話すことではなく、「読み」と「聞き」に重点をもっと置きたいと思っています。」

Q
郭先生の授業はどんなことをされているんですか?

A
「初級はとにかく、私が読んで、読んでもらう。私が読んで、読んでもらう。中級は聞いてもらう。話してもらう。上級ではネイティブの韓国語にそっくりの韓国語を身につけてもらいたいです。私のこの勉強の仕方がそれだったので、そのように心がけています。」

Q
郭先生はビジネス通訳士として活躍されていたとお聞きしましたが

A
「30歳から40歳の10年間は、私にできない通訳はない!という自信を持って行っていました。もちろん、いまでも通訳は人に負けないくらいの自身があります。通訳の仕事も楽しいです。」

Q
学院をリニューアルされたそうですが、そこでもなにか、職人として活躍されたそうですね。河合先生が、学院内の装飾品を手作りされているお話はお聞きしたのですが、郭先生の職人芸と言いますと?

A
だれでもできることですよ(笑)。床のカーペットは私が全部貼り付けましたね。学生時代にカッターで切って貼り付けたりしてきたことなので、難しくなかったです。」

Q
講師の方みなさんにお聞きしたのですが、郭先生は受講生の方にどんなことを望みますか?

A
「仕事などをしている環境で、毎週、毎月決まった時間に来ていただいていますが、来る前に予習までいかなくても、今日はどこをやるのかな?くらいは考えてきてくれると嬉しいです。復習もやっていただきたいです。せっかくここに来て学んでくれているんですから。」

Q
これからの抱負、こうなりたい!という具体的なイメージはありますか?

A
「千葉と東京で韓国語を勉強している方たちに、「KJK」という3文字を知っていただきたい。
 韓国語勉強っていったら「KJK」という感じで、認知度を上げたいと思っています。
 赤・青・赤ではなく、青・赤・青の「KJK」の3文字をみんなに知ってもらいたい。」

Q
KJKでの仕事はたのしいですか?

A
「楽しいです。KJKは本当に楽しいです。」

Q
プレゼンテーション・語学留学の2つのイベントをメインにやってきましたが、
 新しいイベント(講習)がスタートするんですよね?

A
「他の学院とは違った、前からずーーっと、考えてはいたんです。
 きっかけがなかなかないままいて、河合先生が文化講座に実際参加してみて、その成果を教員みんなで共有したので、陳先生をはじめみんな積極的だったので、私はちょっと難しいかな?と感じていたのですが、
 他に業務ができることがめんどくさいなぁ。なんて(笑)
 それは冗談ですが、これこそ、これからKJKが売りにしていくべき商品なのかな?と思い開講準備を始めました。専門性を高める意味でもいい講座になると思います。
 そのほかにも、会話のに重点をおいたテーマを決めて、そのテーマについて話し合うような授業も考えています。」

ありがとうございました。



金 閏利(キム ユンリ)

金 閏利(キム ユンリ)

Q
KJKで先生になる前はどんなことをしていましたか?

A
「日本に来たばかりの頃は最初、学生だったんですが、韓国語を勉強したい人に会う機会があって、自然と教えるようになりました。カフェや会社の会議室などで授業を持つようになったんです。」

Q
KJKの授業カリキュラムはいかがですか?

A
「皆さんが習っている自己紹介は本当にいいと思います。文法からの勉強だとなかなか話せないし、伸びる感覚が分からないと思いますが、自己紹介文に接することによって硬い韓国語ではなく、自然な韓国語を身につけられると思います。」

Q
行事については?

A
「4カ月ごとに行う韓国語発表会や半年に一度の語学研修は同じ興味の人に会えますし、情報交換などができることは学院ならではです。定期的にずっと続けているのでとてもいいと思います。課題点はやはり会話ができるようすることですね。たくさんしゃべる機会を作ることが何よりも大事だと思います。」

Q
金先生と言えば、なんといっても韓国の生の情報が満載ですよね。韓国にいるような気持になります。

A
「最新の韓国を知ってもらうのは自分にとってもうれしいし、授業が情報発信の拠点にもなりたいと思っているんです。韓国語は教科書の中にあるものじゃないので、もっと生き生きとしたものにしたいですね。」

Q
youtube動画やKポップを使う授業が受講生に喜ばれています。 授業ではどんなことに気をつけてやっていますか?

A
「簡単な単語や文法でも実際自分の口から出さないとなかなか言えないことが外国語です。普段の授業でいっぱい喋れる雰囲気を作り、授業時間が充実した感じを感じさせてもらえばと思ってます。それとともに言葉だけではなく最近の韓国ニュースや情報に関する会話をすると文化を知ることになるので、楽しい会話授業になると思います。」

Q
先生のポジティブな思考、それってどうやって維持しているんですか?

A
「そうですか(笑)?自分では全然意識してないですが・・・・KJKの自分のネームプレートにも書いてあるんですよ。「おもしろかった者勝ち」です。」

Q
お時間のある時はどんなことを?

A
「韓国の番組を見たり、アメリカのドラマを見たりしながらストレスを発散してます。」

Q
受講生に望むことってどんなことですか?

A
「皆さんとにかく楽しんでください。映画であれドラマであれK-POPであれ、韓国に関するものを常に楽しくなれることが1番重要だと思います。」

Q
これからの抱負を聞かせてください。

A

「皆さんがハングルから勉強始めて、だんだん韓国語ができるようになって、自由に会話ができるようになる姿を見ると嬉しくなりますし、やりがいを感じます。これからも韓国に興味を持っている方々と一緒に楽しく勉強できたらなと思ってます。」

今日はありがとうございました!


陳 澤周(ジン テクジュ)

陳 澤周(ジン テクジュ)

Q
夏本番も近づいた7月終わりの金曜日。授業を終えた陳先生にインタビューしました。事前にインタビュー内容をお渡ししていたのですが、ノートにびっしりとご自身の考えをまとめていました。-すごい量ですね

A
「はい。移動時間の電車の中で、一生懸命考えました(笑)」

Q
ではまず、日本に来てから、先生になるまでどんなことを?

A
「ザックリ言いますと、99年に日本に来て、5年間は学生でした。それから、会社に7~8年勤めました。その中でフリーターだった時期も1、2年あります。」

Q
現在行政書士としても活躍されているんですよね?

A
「2014年に開業しました。実は開業したばかりは仕事も少なくて、『これじゃだめだ。アルバイトもしよう』と思った時に学院の前を通りかかったんですよ(笑)」

Q
音楽業界から、行政の世界、そして現在は韓国語教育と多様な社会経験をされている陳先生ですが?

A
「音楽業界にいたというよりも、日本に来た最初の理由が『音楽を学ぶ』ってことだったんです。でも、自分は音楽の才能がないって分かって挫折してしまいました。だから、音楽業界にいたというよりは、音楽を通して日本を学んでいたってだけなんですよ…。

Q
韓国語を教える仕事はどうですか?

A
「そうですね~。最初はただバイトって感じだったんです。母国語なので分かってるはずなんですが、『教える』ってなった時は戸惑いました。でも、自分自身、日本語を学んできたので、それを生かして楽しく授業させてもらっています。今は授業の中で生徒さんたちから学ぶことも多いです。」

Q
韓国語を教えようと思ったきっかけはなんだったんですか?

A
「人の前に立って何かを説明する能力が足りないなって思って、それを養うために教える仕事、自分の母国語である韓国語を選びました。」

Q
初めての授業では、生徒じゃなくて黒板に向かって説明していたとお伺いしましたが(笑)

A
「そうなんです。なかなか馴れなかったですね。あの頃は授業の3倍以上の時間をかけて授業準備をしていました(笑)」

Q
授業の準備ではすごいと言われている陳先生ですが―

A
「私が本格的に勉強をしたのは資格取得のための本気の勉強だったんです。だから韓国語もそんなイメージを持っていました。同じ費用で効果を得られるにはそれなりの授業をしていかなくてはいけないって思っていたんです。でも、実際は違ったんですよ。ある人は会話、ある人は試験に合格したい。旅行でちょっと使う程度だったり、好きなアーティストと会話がしたい・・・。なのでできるかぎり、1人1人のニーズに答えられるような授業を心がけています。

Q
さすが!授業内容をクラスによって分けているのは、そういった理由からなんですね。授業カリキュラムの点で学ぶことは?

A
「学院長をはじめ河合先生は大学で韓国語を教えている『この道のプロ』です。授業の質も高いし、しっかりとしたカリキュラムが組まれています。堂々として見えるのはそれを裏付ける知識も経験もあるからだとおもいますね。

Q
行事、語学研修などは?

A
4ヶ月に1回のペースで発表会をしていますが、人前で韓国語を話す機会のない生徒さんや、終わった後の交流会では、同じ韓国語を学んでいる仲間同士で交流もできてとてもいい行事内容だと思っています。ただ、語学研修に関しては、3泊4日ではちょっと短いかな?と個人的には思っています。

Q
たしかに、語学研修と聞くと3泊4日は短いように感じますが、参加される方は多いんでしょうか?

A
「そうですね。生徒さんの中には、行きたくてもなかなか韓国に行けない方もいるので、年2回の語学研修は人気行事です」

Q
受講生に望むことは?

A
「望むっていうよりは、まずは、感謝したいです。通うってことはエネルギーを使うことだし、強い気持ちがないとできないことですし、韓国に対する情熱がないとできないことですから、その情熱とモチベーションを維持していってほしいなって思います」

硬い表情で真剣にインタビューに答えてくださった陳先生ですが、だんだん緊張がとけてきました。

Q
休みの日はどうやって過ごしていますか?

A
「前はごろごろしてテレビ見たり、ネットしたりゲームしたりビデオみたりしていましたが、最近は休みが週に1回くらいしか休みがないので、掃除に洗濯、料理に家事で終わっちゃいます(笑)」

Q
最後にこれからの抱負を聞かせてください。

A
「そうですね~。KJKという学院とその中の学院長や河合先生、金先生と出会って、私は本当にたくさんのことを学びました。生徒さんを含め、たくさんの人との出会いを1つ1つ大事にしていきたいと思っています。
 とりあえず、男として、50歳になる前に一人者になりたいです。

今日はありがとうございました。


河合 紀子

河合 紀子

Q
早速ですが、河合先生は、KJKを立ち上げる前は、どんなお仕事をされていたんですか?

A
「韓国にいたのは約7年間ですね。2003年に韓国から完全に帰国しました。帰国後は大学で韓国語を教えていて、2012年にKJK韓国語学院で働くようになりました。」

Q
KJKの行事の中で定期的に発表会のようなプレゼンテーションを行われているとのことですが?

A
「はい。4ヶ月に1回行っているプレゼンテーションは、期待以上に皆さんが頑張って下さるイベントです。もともとは、「合同勉強会」として始めました。大学の合同ゼミでは1年生の発表を2年生がコメントし、2年生の発表を3年生がコメントし、4年生の発表を先生がコメントします。司会も進行も学生がやって先生は後方に位置づけられます。KJKのプレゼンはセメスターごとに発表の枠があって、司会進行もコメントもそれぞれのセメスターの皆さんが順番で担って、最後に先生がコメントしています。全文暗記して発表される人もいて、想像以上に熱心に取り組んでくださる、当院の一大イベントです。」

Q
プレゼンテーションは、別クラスの方たちとも交流もできて楽しそうですね?

A
「そうですね。授業の時間が違うと会うこともできませんが、同じカリキュラム、同じ授業メニューの方々が定期的に会うことができます。一緒に緊張感を分かちあえますし、励みにもなっているとおもいます。」

Q
韓国留学からこのKJKまで遠い道のりだったんでしょうか?

A
「交換留学生として韓国に留学し、大学院を修了して日本に帰国して学位取得まで約15年を要しました。その間に結婚や出産もあり、この地で韓国語教育に従事するようになりました。受講生の方々が熱心に取り組んでいる姿を見ると、自分が初めて韓国語を勉強した当時のことを懐かしく思います。私の経験や反省が授業で生かされればと思います。」

Q
河合先生は働く女性、働くお母さんとしてママ受講生さんたちから共感を得られているとお聞きします。お仕事と子育て、大変ではないですか?

A
「多くの人たちが子供さんを育てながら働いていますから、大変ですが普通のことと思っています。子供が0歳の時から仕事をして来たのですが、今は下の子が中学2年生になりました。たくさんの人に育ててもらい、助けられてようやくここまできました。子供を世話してくれた方々に本当に感謝しています。受講生の中にはお子さんを育てながら頑張ってこられて、尊敬の気持ちでいっぱいです。それからまだ子育て奮闘中の方々にも大変共感をもちますし、応援したい気持ちですね。」

Q
ただ一人の日本人の先生ということでは貴重な存在ですね?

A
「私にとって韓国語は最初から今でも外国語ですから、教える立場であっても今でも学習者です。みなさんの悩みを少しでも軽減できればと思いながら日々授業を行っています。」

Q
ネイティブ講師に学ぶことも重要なポイントかもしれませんが、私たちと同じ日本人講師がいることはKJKにとっても強みであり、受講生のみなさんの、安心ポイントだと思います。そんな、河合先生が受講生の方に望むことなんですか?

A
「語学だけではなく隣の国の人たちの生き方・考え方、そういったものを通して有益で充実した時間を一緒に過ごせればと思います。毎回の授業は単調なのかもしれませんが、授業は先生と受講生さんが韓国語を通して共有できる貴重な時間です。私にとっても受講生さんにとっても二度と帰ってこない時間、そう思って毎回授業に出ています。大事にしてほしいですね。」

Q
教室内の装飾物を自ら手作りされているとお聞きしました。

A
下手ですけど、自宅にロックミシンがあるので、休みの日は縫いものをしたり、買ったものを加工したり、そんな時間が好きですね。教室内にあるのれんやマットは自分が作っています。

Q
最後に、河合先生自らの目標、これからの抱負をお聞かせください。

A
そうですね。韓国語の需要に応えられるようにがんばっていきたいと思います。今は質も量もまだまだ足りていないと思いますので、より広範な地域でより多くの学習者さんの期待に応えたいですね。

今日はインタビューにお答えいただきありがとうございました。