100. ①「못 하다/못하다」、②「잘 하다/잘하다」、③「잘못하다/잘 못하다」

分かち書きによって意味が全然違ってくる言葉です。

1. 「못 하다」と「못하다」
先ず、「못 하다」と「못하다」ですが、簡単に言えば、<못하다>は一つの単語で、<못 하다>は二つの単語です。つまり、
<못 하다>は、<하다>の不可能の意味で「〜することができない」。
<못하다>は、<못 하다>から意味が派生して「下手だ、上手くない、よく出来ない」という言葉です。

例)
①노래를 못해요. は、歌は下手です。
②노래를 못 해요. は、歌は(何だかの理由で)歌えないです。
  という意味になります。

③공부를 못해요. 勉強はよくできないです。
④공부를 못 해요.  (何だかの理由で)勉強はできないです。

【比較】
②오늘은 노래를 못 해요.「今日は歌えないです。」(○)
④오늘은 공부를 못 해요.「今日は勉強できないです。」(○)

①오늘은 노래를 못해요.(×)
③오늘은 공부를 못해요.(×) 
  ①と③は、それができないのは今日に限ったことではないので不自然な表現となります。

⑤축구를 못해요. サッカーが下手です。
⑥축구를 못 해요. サッカーはできないです。(何だかの理由で)

2. 「잘 하다」と「잘하다」
<잘 하다>は、<하다>に副詞<잘>がくっ付いた形で「〜することが上手にできる」という意味で、
<잘하다>は、「上手だ、上手い」という意味です。

例)
①공부를 잘하다. 勉強ができる。
②말을 잘하다. 話が上手だ。

③구경 잘 하다. 見物するのが上手にできた。(見物するのが上手だ ではない。)
④공부 잘 하며 지내다. 勉強するのが着々とできていながら過ごしている。(勉強が上手という意味ではない。)

3. 「잘못하다」と「잘 못하다」
<잘못하다>は、「間違ったり、正しくしてない」という意味として使う動詞で「間違って○○をする」、
<잘 못하다>は、副詞<잘>に、「あることを一定な水準に達することができなかったり、その能力がない」という意味で使われる動詞<못하다>が使われた表現で「良くできない、上手くできない」という意味です。

例)
①전화 잘못거셨습니다. 間違い電話です。
②전화 잘 못거셨습니다. 電話、上手にかけることができなかったです。