59. 【「方向」を表す助詞「-로/으로」と「-에」】

今回は、方向を表す助詞、「-로/으로」(〜に、へ)と「-에」(〜に、〜へ)の違いについてです。

「-로/으로(~に向かって)」が「~の方向に向かって進んでいく」という「動作の方向性」に重点を置いているのに対して、「-에(〜に)」「動作の終着点(目的地)」に重点を置いた表現です。

(例)
1)유럽으로 가는 비행기를 탔어요. ヨーロッパへ(に)行く飛行機に乗りました。

2)유럽에 가는 비행기를 탔어요. ヨーロッパに行く飛行機に乗りました。

1)は、飛行機がヨーロッパの方向に飛んでいくという意味であって、ヨーロッパが終着地点かどうかはわからない。ヨーロッパに向かった後に、アメリカに行くかも知れないし、最終的にどこに行くのか目的地を明確に示していないのが「-으로/로」です。あくまで、ヨーロッパの方向へ「進んでいく」という動作の方向に関心の中心点があります。
一方、終着点を強調したいのであれば、「-에」を使います。
2)は、ヨーロッパが終着点になるという意味で、その後は移動がないことを表しています。

3)다음 여행은 산으로 가요. 次の旅行は山へ行きましょう。
「山の方へは行くがそこが最終目的地かは分からない」

4)다음 여행은 산에 가요. 次の旅行は山に行きましょう。「終着地が山」